お矢来すずめ
昨年末からの南岸低気圧に始まり、今もシベリア寒気団の連続襲来で
そびらに負う石鎚連峰は皚々の輝きを見せてくれています。
それらをじっと眺めているだけなんてのは出来ないのがすずめの性分。
たまらず西の川下谷駅(ロープウェイ)へと車を走らせました。(1月27日山行)
写真①~⑫をご覧ください
今回、冬期の石鎚詣でとしては想定外(新雪1m)の積雪で、人の踏み跡を辿っていても
ラッセルを強いられる徒行では、タイムにも体力的にも浪費してしまい、
ニノ鎖からのピークハント行に無理をすると、下山時のリスクヘッジに不安もありやむなく
山頂までの登山を諦めました。
そんなとき、
少しの晴れ間にダイヤモンドダストが現れ、学生時代に蔵王スキー場で見て以来でしたので
本当に胸が熱くなり、このまま帰りたくなくなるような演出を「石づっつぁん」は見せてくれました。
①始発のロープウェイにも行列・・おおかたはスキー客です
②山頂駅から成就社へ通じる参道は早くもアイゼン無しでは無理でした
③20分ほどで成就社到着
④いつものように拝殿にお参り・・山頂方面はガスッてさっぱり
⑤山門をくぐるとそこからは神域・・明治の頃までは女人禁制だったそうです
⑥八丁坂を下る約1㎞は歩きやすくピクニック気分
⑦前社ヶ森の登りに架かる頃から雪に足を捕られてペースダウン
⑧山頂駅から前社ヶ森売店まで1時間40分・・ここまではまずまず
⑨ふかふかの新雪をラッセルしながら夜明し峠に辿りついたものの山頂部は相変わらずガスの中
⑩やっとこさニノ鎖小屋手前まで来て約3時間・・ガスの状態も見てここで登頂をあきらめ
小屋での昼食後下山を選択
⑪喘ぎながら登ってきたラッセル道・・そして西条の街
⑫下山途中ふと右手に遠望した瓶が森
桜餅 (日曜日, 25 2月 2018 14:24)
愛媛新聞にすずめさんやひうち灘さんのお写真のご掲載があると初耳でした。
新聞に写真が掲載されて、多くの読者と美しい景色や一瞬の風景を共有できるのは本当に素晴らしいですね。
私たちも広島に居ながらにして、故郷の美しい景色を共有させて頂けて感謝の気持ちでいっぱいです。
お矢来すずめ (土曜日, 17 2月 2018 22:39)
のたりさん・・こんばんは。
私の投稿写真の取り扱いに事後承諾なぞと大変なお気遣いをしてもらっていますが、召すまま如何様にもどうぞ宜しくです。それにいつも私の勝手気ままな投稿に対して、のたりさんには大変なご苦労をかけているものとこちらの方こそ恐縮しています。
ひうちさんもそうだと思いますが、愛して止まないふるさと西条の様々な風物をお伝えして、広島在住のみなさんともそうした想いを共有したいとの思いに尽きるのです。
愛媛新聞写真投稿欄は単眼複眼(毎日選考掲載)の他に、読者の写真(毎月一回選考掲載)そして卒業しても(随時掲載)があり、カメラ好きの読者が思い思いに切り取ったショットを投稿出来て、なおかつ毎朝の新聞をめくるとき、一番に自分の写真が掲載されているかを確かめる楽しみも湧いてくるんですよ。
ちなみに、ひうちさんなどは私の初掲載(平成23年)よりも古く、かつ年間10回を超えることもあるなど大変なキャリアの持ち主なんですよ。
お伺いのコメントは、、登頂断念の負け惜しみで書いた拙文です。
厳寒の石鎚山(題名)
美しい樹氷を見たくて石鎚山に登りました。大寒波は私たちの生活に影響を及ぼしましたが、寒さや雪に負けないようもう少し頑張りましょう。
ひねもす・のたり (金曜日, 16 2月 2018 21:56)
1/27 厳しい雪の石鎚山頂へ挑戦するとは、何ともアクティブな御仁だなと感心するばかりでしたが、その合間を縫っての写真撮影。素晴らしい写真を有難うございました。コメント遅くなりました。
早々に投稿して貰いながらこのブログにアップしたのが、やっと2/6 でした。
が…2/1付の愛媛新聞「単眼複眼コーナー」に10枚目の写真が採用されてたと「ひうち灘さん」より朗報が有りました。(今日)
トップページの「ひうち灘さん」の梅に替えて、すずめさんのいずれかを選択して貼り替えよう。と思ってた矢先の事です。
まさに10枚目のその写真ですずめさんから了承を得るつもりでした。
その理由は登頂を祈り願いまた迷いつつ、雪を踏みしめて行く山人とその奥に見える二ノ鎖小屋と、ガスに覆われた山頂。厳しさが伝わってくる作品です。
またその状況を冷静に判断して登頂を断念した潔さ、立派ですね。
愛媛新聞の単眼複眼コーナーを見てはいませんが、恐らくコメント欄もあると思いますが、すずめさんの新聞のコメントも見てみたいものです。
既にトップページに掲載(貼替)してしまいました。
事後承諾という事で宜しくお願いします。
お矢来すずめ (土曜日, 10 2月 2018 16:20)
ひみこさん、こんにちは。
大ベテランなぞと過分なお言葉を戴きましたが、なかなかのこと我らが石づっつぁんは安易に仲良くはしてくれないのですよ。
今回の山行も寒波襲来後の雪景色や樹氷を目当てに、夜明けの下界は気持ちよく晴れていましたので絶好の登山日和とみて馳せてみたのですが、神さんはけむを纏ったままお姿を現わせてくれませんでした。
ひとの都合なんぞに構っているようでは神さんたるもの遣ってられないでしょうけど・・ね。ただ何度登ってもその都度、表情が変わり、目にする情景にも同じものは無く、小さな事物にも新しい発見をすることがあります。それだから、また懲りもせず山へと足を運ぶんですよ。そうして山から貰った気配でリニューアルされたような気持ちになって下界に下りてくるんです・・やめられませんね~。
まあそれも
なつめひみこ (金曜日, 09 2月 2018 18:34)
すずめさん、こんばんは。
極寒の冬をようやく通り越したと思ったら
立春寒波以来、容赦なく冷え込みの厳しい毎日が
続いていますね。
石づつぁんの雪も「ようけ積もってる?」かなぁ~?
と思いを馳せていた矢先にUPされた写真に感激しました。
ほゞ半世紀?ぶりに目になさったダイアモンドダストの
幻想的な光景に出逢えたことは奇跡のようですね。
「羨ましい~!!!」
冬山の厳しさが、文面からもひしひしと伝わってきます。
大ベテランに言わずもがななことですが・・・
やはり一言 くれぐれも用心なさって登山の程をお願いいたします。
お矢来すずめ (木曜日, 08 2月 2018 21:48)
桜餅さん、ひうち灘さん・・こんばんは。(以後はひみこさんや、のたりさんのようにさくらさん、ひうちさん・・でいきませんか?)
今週末にもまた寒波が襲ってくるようで広島県にも愛媛県にも大雪の注意予報が出てますね。それぞれ備えを充分にして被害を被らないよう、また風邪などを引かないよう気をつけて居ましょう。
先日レポートした石鎚も想像以上の積雪量でしたし、今後もまだまだ続く寒波に見舞われることになれば恐らく記録的な量になると思いますよ・・きっと。
そんな石鎚の四季を仰ぎ見ながら生まれ育ったふるさと西条にあって、これほどインパクトのある象徴に恵まれたことは幸せというよりほかないですね。
その昔、空海もこの山域で修業を積み、そしてまたこの地を訪れた西行法師も
わすれては不二かとぞおもうこれやこの伊予の高嶺のゆきの曙
・・と詠んで残したほどですから、やっぱりワタシ達の石づっつぁんは凄いお山なんですね~。
ひうち灘 (水曜日, 07 2月 2018 09:23)
お矢来すずめさんこんにちは。
すずめさん、純白の山に登ってきたのですね。素晴らしいとしか言いようがない。
雪山の魅力は何ものにも抗しがたいと思います。
青い空と雪の色合いがいいですね…見ていると石鎚山の神さんがすぐそばにいるような、
そんな感覚をおぼえました。
お疲れでした。
桜餅 (水曜日, 07 2月 2018 00:33)
すずめさん、こんにちは。
素晴らしい石鎚山の雪景色のご投稿ありがとうございます。
いつもながら臨場感たっぷりのお写真に、部屋に居ながらにして一瞬現場に居合わせたかのように錯覚します。
⑪⑫の写真は奥深い山から出ないと見えない絶景ですね。空気が澄んで白さや青さが冴え渡っていますね。
久しぶりに遭遇なさったダイヤモンドダストも、神様(石鎚だから天狗?)のプレゼントですね。