お矢来すずめ
花の百名山というのがありますが、まさに山は樹木や山野草に満ち満ち大自然そのものが展開していて、人が涵養したものとはまた一味も二味も違う趣きの花たちが優しく登山者の疲労感を癒してくれる、それがまた山を歩く楽しみの一つと言えます。
ここで紹介をします石鎚山系(広域的に堂が森、瓶ヶ森、笹ヶ峰、寒風山、手箱山方面を含む)で見かけた花たちですが季節は初夏から秋にかけてのもので、撮りためたショットの中で名前が分かってピンボケしてないものをアイウエオ順にアップしてみました。
アキチョウジ
アキノキリンソウ
アセビ
イタドリ
イヌタデ
イワキンバイ
オオマルバノテンニンソウ(咲き始めです)
オタカラコウ(これも咲き始め・)
キレンゲショウマ(石鎚山が花の百名山に名を連ねる要因はこの花のお蔭なんです)
ギンリョウソウ(ユウレイタケとも言われガラス細工のような透明感があり画像が白とびしてます。カメラワークも未熟なもので・・)
イヨフウロ(全国的にはシコクフウロの呼び名で通っています。傍に黄色いメタカラコウも・・)
シコクブシ(数あるトリカブト類の中でも一番愛くるしい縫ぐるみのような花弁ですが・・御存じ猛毒植物です。白いのはホソバノヤマハハコ)
シシウド
シロヨメナ
タカネオトギリソウ
トゲアザミ
ハガクレツリフネソウ(右上のは横向きですが本当に面白い姿かたちをしています。)
ホソバノヤマハハコ
ミツマタ
ミヤマノダケ
メタカラコウ(枯れかけてるように見えますが、こうゆう咲き方なんです)
ヤマジノホトトギス(こんなに楽しそうに咲く花を今まで見たことがありませんでした)
ヤマホタルブクロ(関西は白、関東では赤紫が多いそうです。またまた白とびしてますです・・)
オヤマリンドウ(さくらさん、マサオさんのリンドウです)
山々を歩くとき、空の青さに心洗われ、木々の碧さに心癒され、路端に咲く小さな花には心うばわれ・・
己が体力と気力に自問しながら歩を進める境地は、ふと日常の我が身から離れ没頭しているもう一つの自分に行き付く場所であり、とっておきの時間でもあるんです。
次回は石鎚山系から東へ移動、別子赤石山系から土居町赤星山にかけて出逢った花々を紹介します。
桜餅 (土曜日, 07 7月 2018 21:38)
すずめ様、今日は。
石鎚山系の花図鑑、ありがとうございます。一挙にそろうと見ごたえありますね。
私も数度ほど石鎚に上ったことがありますが、歩を進めるので精いっぱい、周りの景色を時々眺めるのがやっとで、花に目を留めることはありませんでした。ですから、実はこんなにもたくさんの花が咲くのだと少し驚いています。親しんだ石鎚も色々な表情をもっているのだと気づかせていただけました。
長年四季折々の山歩きで撮りためた大切なお写真の数々から、名前まで調べて添えてくださってありがとうございます。りんどうも咲くのですね。切り花でなく、咲いている花は蒼さがさえていますね。
また、次回は少し東方の山の花図鑑をとのこと。ほとんど変わらない立地ながら花の分布が違うのでしょうか?それなら意外です。楽しみにお待ちしております。
ひうち灘 (木曜日, 05 7月 2018 21:18)
すずめさんこんばんは。
先ほど広島道前会を見たところ目に入ったのがこの花図鑑。
素晴らしいですね。
この写真に行きつくまで汗をどれほどかいたか!!…
まあ、この後飲んだビールの量は汗の分の数十倍かと思いますが(笑)
山ってこんなに様々な山野草を育んでいたんですね。
山のすばらしさを再確認しました。
のたりさん同様次回を楽しみにしています。
ひねもす・のたり (木曜日, 05 7月 2018 20:16)
気持ちも晴れない、仕事も捗らない、雨雨雨の毎日ですが、このタイミングでの初夏から秋にかけての石鎚山系の花、良いですね!。
鬱陶しい気分も晴れ晴れします。
花の写真と調べた名前の数々ご苦労様です。名の解らぬ花、ピンボケしたものも含めれば相当数でしょうね。
これはチョットした「石鎚山系花図鑑」です。
キレンゲショウマ(石鎚山が花の百名山に名を連ねる要因はこの花のお蔭なんです) には目を惹かれました。蕾の状態は「ドングリ」にしか見えないけど、開花するとなかなか勢いのある花で大変気に入りました。勿論初めて見る花です。
それと シコクブシ(数あるトリカブト類の中でも一番愛くるしい縫ぐるみのような花弁ですが・・御存じ猛毒植物です。) 「愛くるしい縫ぐるみと言うよりも私には
悪んぼの縫いぐるみに見えて頭から離れない。」
さらに次回は、別子赤石山系から土居町赤星山にかけて紹介頂けるとの事。
無理はなさらぬよう、次回も楽しみにしています。